読みもの

「誰かの田んぼをみんなの田んぼに」日高町小浦区でれんげ米の稲刈りを実施

和歌山県日高町・小浦地区で「小浦チャレンジファーム2025」の秋の収穫祭が行われました。行政・町民・農業法人が協力し、れんげを肥料にした緑肥栽培で育った新米「れんげ米」を稲刈りする取り組みは、農地を次世代へつなぐ大切な活動です。雨模様の一日でしたが、田んぼには笑顔が広がり、「誰かの田んぼをみんなの田んぼに」という言葉の通り、地域の温かさを感じる時間となりました。

紀の川雑草レモン農園Plusをおとずれて

和歌山県紀の川にある紀の川雑草レモン農園Plusを訪問しました。園主の西川さんは、雑草をあえて残す栽培方法や農薬や肥料を使わず、お酢を使った最低限の殺菌で、安心安全の柑橘を育てています。農園は雑草があるにも関わらず手入れが行き届き、西川さんの丁寧さや誠実さが伝わってきました。説明中の笑顔や優しい話しぶりから人柄の温かさも感じられ、柑橘への真摯な想いもあふれていました。お酒好きな一面もあり、特におすすめはかぼすサワー。自然の力を活かした農法と西川さんの人柄が合わさり、この農園ならではの特別な味わいの柑橘が生まれているのだと実感しました。

南紀白浜空港で出会える「みかんクレヨン」

白浜空港で出会える和歌山の「みかんクレヨン」 はまさとのオリジナル商品「みかんクレヨン」。地元和歌山県の素材を使ってつくった特別なクレヨンは、いろんな場所でお買い求めいただけるようになってきました。今回はその中でも和歌山県の玄関口、熊野白浜リゾート空港さんでの展開をご紹介したいと思います。...

「好きをうりたい」佐康園の宮川早生に込める想いと挑戦

こんにちは!暑い日差しが注ぐ中、和歌山県有田市の佐康園さんに訪問させていただいた時の様子をお届けします。園主である佐々木二朗さんの宮川早生(みやがわわせ)に込めた想いを強く感じた訪問となりました! 農園の歴史と園主・二朗さんの歩み 和歌山にある佐康園さんを訪問してきました。代々続く農園を受...

筋肉で夏祭りを盛り上げる!わかやまっちょ連がトラックを押す⁉ ぶんだら祭り2025レポ

こんにちは!5STAR MARCHEトレーニー生の髙木です。 先日行われた「紀州ぶんだら祭り」にて、筋肉×はまさとがコラボした様子をお届けします!初めての記事なので、おかしいところがあるかもしれませんが、そこはご愛敬でお願いします。 和歌山の夏祭りに、マッチョが登場! 和歌山市で毎年開催される...

高野山麓でいただくとろける生ごま豆腐

和歌山県内の魅力ある地域と食を探る旅。今回はかつらぎ町から高野山へと向かう道中、創業百年を超える老舗「濱田屋」さんを訪ねました。宿坊文化の残るこの地で、ごま豆腐一筋に歩んできた濱田屋さん。その商品は、今もひとつひとつ職人の手によって丁寧につくられています。 訪問時には、作りたての「生のごま豆腐」をいただきました。もちっとした食感の中に、ごまの香りがふわっと広がり、余韻はとてもまろやか。ヘルシーでありながら贅沢な味わいに、心まで満たされました。 窓から眺められる日本庭園は湧き水を汲ませていただける清らかな空間。そんな場所で生まれるごま豆腐は、まさに自然と人の営みが織りなす味。あたたかく迎えてくださった女将さんの姿に、老舗の誇りとやさしさを感じました。

はまさとのお仕事―トレーニー藤原が包み隠さず紹介します!

5STAR MARCHEの運営業務では、伝票の発行から追跡管理まで日々の出荷対応に携わりました。季節ごとに売れ筋が変わる中で、商品ごとの動きや人気の波を肌で感じることができました。また、訴求の一環としてクックパッド公式アカウントを開設。お取り寄せ食材を使ったレシピを毎日投稿し、3カ月で43品、延べ10万人以上の方に見ていただけたのは大きな達成感でした。 この3カ月で数多くの生産者さんを訪問しました。ブルーベリーや桃、梅干し、しらす、いちじく、醤油など、多彩なジャンルの現場に触れ、生産の裏側やこだわりを丁寧に取材。訪問後はすぐにブログ記事を執筆し、熱のこもった想いをお客様に届ける役目を果たしました。生産者さんに喜んでいただけるたびに、この仕事の意味を実感しました。 はまさとで経験したすべての仕事が、未来へ向けた種まきだと思っています。広報、商品訴求、顧客対応、ラジオ出演と多岐にわたる経験を通して、ベンチャー企業の面白さと可能性を感じました。これからも、はまさとの広報部隊の一員として、陰ながら応援を続けていきたいです!

日本酒の知見を活かす醤油蔵——五代目が挑む、新しい伝統

創業113年を迎える老舗「カネイワ醤油」は、有田川町で唯一残る醤油蔵。五代目の庄平さんが受け継ぐ蔵では、空海の“不老長寿の水”といわれる清らかな水と、百年以上使い続けられている木桶を用い、昔ながらの製法でじっくりと発酵・熟成が行われています。 庄平さんは大学卒業後、日本酒の酒蔵で麹づくりを学びました。その経験を活かし、今では醤油づくりの現場で自由な発想を取り入れながら実験的な試みにも挑戦中。麹を育てる「麹室(こうじむろ)」では、温度と湿度を細やかに管理しながら、麹菌の力で味と香りを引き出していきます。 蔵の中に入ると、木桶と発酵の香りに包まれ、まるで生き物が育つ場所のような空気を感じます。地元に根ざしながら、海外からの観光客もふらりと立ち寄るこの蔵には、伝統と挑戦が静かに共存しています。醤油は“生きている”——そう感じさせてくれる場所でした。

いちじくは追熟しないって本当?AOKI FARM & DELIのハウス栽培に見る、“今だけの美味しさ”の届け方

和歌山県のAOKI FARM & DELIさんを訪問し、ハウスで丁寧に育てられているいちじくの様子を見せていただきました。いちじくは木から横に広がるように実をつけ、葉には爽やかな香りも。ハウス栽培により農薬を減らせる一方、近年は猛暑で水が足りず、管理の難しさも増しているそうです。 いちじくは「追熟しない果物」。収穫された瞬間が一番美味しく、時間が経っても甘さは増しません。そのため、AOKI FARM & DELIでは一番良いタイミングで収穫し、丁寧に梱包して出荷。出荷先は地元の直売所だけでなく、JAやレストランへも広がっています。 梱包には「いちじくのゆりかご」と呼ばれる専用資材を使用。デリケートな果実を傷つけずに、贈答にもご自宅用にも安心して届けられる工夫がされています。暑さのなかでも真摯に育てられた、AOKI FARM & DELIいちじく。旬の味わいをぜひ楽しんでみてください。

和歌山の中学生が「みかんくれよん」の広報に挑戦!中学校で特別授業を実施しました

先日、和歌山県内の中学校にて、1年生を対象に「みかんくれよんをどうPRするか?」をテーマとした特別授業を行いました。広報やマーケティングの視点から、地元産品の価値を考えるという総合学習の一環です。前半は「伝える」と「伝わる」の違いや、ペルソナ設計などを講義形式で解説。生徒の皆さんは真剣にメモを取り、質問も多数飛び交うなど、意欲的に取り組んでくれました。 後半のグループワークでは、「誰に、どんな価値を伝えるか?」という問いに対して、自由な発想でPRアイデアを出し合ってもらいました。「5色しかない強みを活かす」「“食べられそうなくらい安全”を打ち出す」など、予想を超えるユニークな視点が次々に生まれ、私たちも大きな刺激を受けました。 授業後のアンケートでは、「広報の仕事に興味がわいた」「みかんくれよんを買ってみたくなった」といった嬉しい声も多数。地元の魅力を再発見し、未来の“伝え手”を育むきっかけとなったことを嬉しく思います。中学校の皆さん、ありがとうございました!

梅酢の魅力を引き出す!簡単&ヘルシーな夏レシピ特集

山森農園の自慢の無添加 白干梅「魔法の梅」の梅酢。梅酢とは、梅干しをつくる工程で出てくる液で、山森農園の梅酢は、完全完熟梅とこだわりの塩が溶け込み一年以上寝かしたものとなっています。もちろん無添加! そんな梅酢を活用したレシピをご紹介!さっぱり仕上がった絶品ごはんで夏バテ予防にも◎暑い夏を乗り切りましょう♪ クックパッドの5STAR MARCHE公式アカウントに掲載しているレシピから3つをご紹介。簡単なのでぜひ作ってみてくださいね!

桃の歴史を知ろう|あら川の桃と桃山の一年

「あら川の桃」は、和歌山県紀の川市桃山町を中心に育てられるブランド桃。400年以上続く歴史と、特別な土壌が育む桃は、今も昔も多くの人を魅了しています。 地名は時代とともに変化し、荒川、安楽川、そして桃山町へ。氾濫を繰り返した紀の川が、実は桃づくりに最適な排水性の良い土地を生み出しました。 本記事では、桃山町での桃の一年、品種ごとの違い、栽培の歴史、そして美味しく食べるコツまで、たっぷりとご紹介します。

夏のごはんにさっぱりひと工夫!5STAR MARCHEの梅干しレシピ特集

暑い夏にぴったりの梅干しアレンジを、炊き込みご飯・丼・和え物の3品でご紹介します。まず「鶏とにんじんときのこの梅炊き込みご飯」は、米・鶏肉・にんじん・きのこに、塩分25%の梅干しとだしを加えて炊くだけ。さっぱりした酸味が素材の旨味を引き立て、大葉やいりごまを添えれば彩りも香りもアップ。冷めても美味しく、おにぎりにも使えます。 次に「濃厚梅干しとじゃがいもの和風そぼろ丼」は、甘辛そぼろに種を抜いたペースト状の濃塩梅を加えることで、肉とじゃがいものコクと酸味のバランスが絶妙な一品。火を通すことで梅の酸味がまろやかになり、しっかり食べ応えのある大人向け和風どんぶりに仕上がります。 最後の一皿、「梅香るトマトときゅうりのさっぱり和え」は、トマトと塩もみきゅうりに梅肉とごま油、醤油を混ぜるだけの簡単レシピ。火を使わず作れて、梅の爽やかさがジューシーな素材によく合い、冷蔵庫で味をなじませるとさらに美味しくなり、夏の副菜やお弁当にぴったりです。

【桃の育て方】畑から食卓まで|あま〜い桃ができるまでのヒミツ

春に咲くかわいらしいピンクの花から、夏にあまく実る果実へ──桃は1年かけて育てられる、愛情いっぱいのフルーツです。私たちが食べるあのジューシーな桃の裏には、農家さんの丁寧な手しごとが詰まっています。 この記事では、桃の育て方を春・夏・冬の季節ごとにわかりやすくご紹介。摘花や摘果、剪定など、日々の管理の大切さを知ることで、いつもの桃がもっと特別な存在に感じられるはずです。 和歌山の農家さんから届く完熟桃の魅力も合わせてお届けします。おいしさの裏側を知れば、食卓も会話も、きっともっと豊かになりますよ。

朝採れの桃を、その日のうちに出荷。紀のファームを訪ねて

和歌山・紀の川市の紀のファームを訪れ、旬を迎えた桃の畑を歩きました。朝採れ完熟で出荷されるその桃は、甘さも香りも格別です。 流通に乗せやすい硬めの桃ではなく、完熟を見極めてから収穫し、直接販売にこだわるのがこの農園のスタイル。収穫から出荷までのスピード感は驚きでした。 「おいしいものを届けたい」という想いのもと、手間を惜しまない姿勢が印象的。紀州の自然が育てた味わいを、ぜひご自宅で楽しんでください。

減農薬の桃から香り高いハーブまで。未来志向のSKYSEA農園を訪ねて

和歌山県紀の川市のSKYSEA農園を訪ね、現在5STAR MARCHEで予約受付中の白鳳(はくほう)をはじめ、さまざまな農産物へのこだわりを伺ってきました。長年研究を重ねた“減農薬”の桃づくりは、安心とおいしさの両立を目指した挑戦の積み重ねから生まれています。 この時期に旬を迎えるトマトは、気温や水分のバランスに細心の注意を払い、状態によって販売先を柔軟に分けて出荷。見た目にも楽しいカラフルトマトは、主婦目線のアイデアから生まれた人気商品です。 さらに、希少な黒イチジクや、香り豊かなモヒート用ミント「イエルバ・ブエナ」など、畑は果物・野菜・ハーブと多彩な魅力であふれていました。“おいしい”の先にある農家の想いを感じた一日でした。