先日、和歌山県内の中学校にて、特別授業を実施しました。対象は1年生の皆さん。地元和歌山の産品をテーマに、広報やマーケティングの視点から商品価値を考える、という総合学習の一環です。
授業の前半では、「伝える」と「伝わる」の違いから始まり、広報と広告の違い、ペルソナ設計や価値の届け方など、広報の本質についてお話ししました。みかんくれよんをPRするうえで聞いておきたいことを募集すると、生徒の皆さんから積極的に手が挙がり、質問が相次ぐ展開に。講義中も真剣な眼差しでメモを取るなど前のめりな姿勢に、はまさとスタッフも感激しました!
後半のグループワークでは、「みかんくれよんを誰に、どんな価値として届けたいか?」という問いに対して、班ごとに自由な発想でアイデアを出し合ってくれました。たとえば、
「5色しかないことを逆手に取り、芸術家がアートする」
「子どもが安心して使えるクレヨンとして、スーパーなどに紙媒体のポスターを」
「“食べられそうなくらい安全”をキャッチコピーに、インパクト勝負」
など、私たち大人も驚くほど柔軟でおもしろい視点が次々と飛び出しました。


授業後のふりかえりアンケートからも、「広報の仕事に興味がわいた」「みかんくれよんを買ってみたくなった」「和歌山の良さをもっと伝えたいと思った」など、嬉しい声をたくさんいただきました。
地元和歌山で生まれ育った先輩として、そして企業人として、この授業を通じて少しでも“働く楽しさ”や“地元の魅力”を伝えられていたら嬉しいなと感じました。
受講いただいた中学校の皆さん、ありがとうございました!