cog-lab農園 小倉さんの選りすぐり黒ゴマ柿

*販売開始は１０月中旬頃から
*2023年度の収穫を開始いたしました！

cog-lab農園のとくべつな柿

 地元ではブランド柿として名が知れる果肉が黒い柿。
断面の黒いゴマのようなつぶつぶが美味しさのヒミツです。

出荷直前まで樹なりで熟成

和歌山県の中でも、限られた地域で取り組まれている特殊な栽培方法を用いて育てられた『とくべつな種なし柿』。

ひとつひとつ丁寧に――。
爪で傷つけないように気をつけながら、樹の上の柿の実をひとつずつ、袋で包んでいきます。従来、収穫後に渋を抜いてから出荷に至る『たねなし柿』ですが、樹の上にならせたまま袋がけをすることで、栄養分をたっぷり実に行き渡らせることができ、渋が抜けた状態で収穫をすることができます。

今年は摘蕾・摘果、剪定に例年以上にこだわり、包む行程にも工夫を加えたcog-lab農園さん。徹底した「間引き」により、樹の上で選りすぐりの実だけを残して袋がけをした結果、プレミアムな精鋭たちが育ちました。 

独特の食感と奥深い甘味

黒いつぶつぶの正体はタンニン！渋を抜く過程で、渋味成分のタンニンが固まり、舌の上で渋味を感じない状態に変化しているのだそう。果肉が真っ黒でインパクトがある見た目ですが、味は黒砂糖のようでコクのある、あまみが強い柿なんです。

栽培地の紀の川市は、特に柿の産地として有名であり、ピークシーズンには地元産直売り場にも多種類の柿が並びますが、中でも、こちらの果肉が黒い柿は高品質で一目置かれている存在。地元では「黒あま蜜柿」とも呼ばれている稀少な商品です。 

園主 小倉優一郞さん 

軸にあるのは教育

lab（ラボ）-研究室、という農園名の背景には、『農業』と『教育』を掛け合わせた仕組みづくりを実践する、教育者としての小倉さんの想いがあらわれています。

元高校理科教師である小倉さんは、さまざまな生徒との関わりを通し、教室の外にある学びに大きな可能性を感じるようになったそうです。そこで農業生産法人で修行をしたのち、お祖父さまの畑を継ぐことに。

現在は、日中は農業・夜は学習塾を開き、子ども達と直接関わり合いを持っています。農業でも教育でも、現場を第一に考える小倉さんにかかれば、畑も教材に早変わり。農作業を通じて東京大学の入試問題を中学生が解けるようになる、そんなユニークな教育活動を行う小倉さんのお人柄に触れていくうちに、育てたいのは果物だけではないのだと気づかされました。

果物も、人も。

『育て手』である小倉さんの理念

 cog-lab農園の活動理念は、"LEAVE BETTER OPTIONS" 次世代により良い選択肢を残すこと。これからの地球環境や人類の未来を見据え、栽培方法も地球にやさしく、なるべく環境負荷が少ない方法を心がけています。

黒ゴマ柿の袋のカット方法１つにしても、袋の切れ端が畑に落ちないような細やかな工夫が垣間見えました。 

【商品内容】

cog-lab農園の黒ゴマ柿 1kg / 3kg / 5kg /10kg 

和歌山県紀の川市、cog-lab農園から産地直送でお届けいたします。

涼しい時期のお届けとなるため、常温での発送とさせていただきます。