創業明治12年!木桶でつくるお酢 丸正の赤白黒セット(各300ml)

合名会社 丸正酢醸造元

6,880 円

税込 送料無料

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創業明治12年!世界遺産 那智山のお膝元で140年以上続く老舗のお酢屋、丸正酢醸造元の赤白黒セット(赤酢、純こめ酢、那智黒米寿)

明治12年創業老舗のお酢屋がつくるお酢セット

世界遺産・熊野古道のふもと、和歌山県那智勝浦町にある老舗酢蔵「丸正酢醸造元」。
参詣の地・熊野三山に見守られながら、百四十余年の歴史を受け継ぎ、今も木桶仕込み・自然発酵による伝統の酢づくりを守り続けています。

そんな丸正さんの中でも特に人気のある定番商品、赤酢、純こめ酢、玄米黒酢をセットにしました。その名も「赤白黒セット」!

※熨斗をご希望のお客様はご注文後に、メール<info@hamasato.com>宛てに【注文番号】とご注文者様名を記載してお知らせ下さい。


気になる商品内容は...

純こめ酢:

純こめ酢

酒粕など一切加えずつくる、代表するピュアなお酢。兵庫県特A地区の⼭⽥錦を使⽤したお酒と、梅の調味液を利用して雑草の育成を抑え、減農薬で栽培した地元のお米「熊野⽶(⽩浜町産)」で造った⽢酒を用いて、じっくり醸造した⾃慢のこだわりの⽶酢です。寿しごはんやドレッシングなどあらゆるお料理にお使いいただけるベーシックな1本です。

原材料 :米(国産)、米麹

赤酢:

赤酢

酢造りの老舗が贈る日本古来の調味料である赤酢。国内最高級の兵庫県特A地区の山田錦で醸された純米大吟醸と、純米吟醸を使い3年以上熟成させた酒粕を原料としています。

特徴:スッキリとした味わい・さわやかな後味
使い方:もずく酢、中華ドレッシング、煮物、和洋中全般、酢飯等
(酢飯としてお使い頂く場合は、づけマグ口、昆布締めひらめ、うに等がおすすめです)

原材料 :酒粕(兵庫県製造)

那智黒米寿:

那智黒米寿

和歌山県産もち米の玄米・米麹・那智山系伏流水のみで、長期木桶熟成させた古式醸造玄米黒酢です。初めて黒酢を取り入れたい方には、飲みやすくお料理にも使いやすいこのタイプが最適。「健康や美容に気をつけたい」「食事にもう一味差したい」そんな日常を豊かにするアイテムです。和歌山の自然と伝統を感じつつ、毎日の習慣に取り入れていただける逸品。気軽な飲用から本格的な調理まで、どんな場面でも活躍する『那智黒米寿』。まずは一度、その香りと味の深さを体験してみてください。お水やソーダ割りにしてドリンクとしてもお楽しみいただけます。お好みではちみつやメープルシロップを入れれば飲みやすくなります。

原材料 :もち玄米(和歌山県産)、米麹

老舗のお酢屋 -丸正酢醸造元について

戦後の苦難の中、酢づくりを再開

世界遺産「那智の滝」で知られている神宿る那智山。その伏流水に恵まれた那智勝浦の天満で、明治12年からお酢づくりを営んでいます。その歴史は140年超。お酢づくりで大切なお水は、江戸時代から枯れることなく湧き続けている良質な井戸水を使用しています。

美味しさの秘密 -那智山系の豊かなお水

「醸造家にとってお水は神様」

醸造家にとってお水は神様

蔵の中にある見事な井戸から湧く水は、年中水温が16度と一定に保たれており、お酢づくりに最適。生産者の小坂さんは、「醸造家にとって水は神様」と、蔵の中にある井戸に案内してくださいました。丸正のお酢づくりに欠かせないお水は、世界遺産の那智の滝と同じ水源である、熊野山系の伏流水を使っています。

美味しさの秘密 -100年持つ熊野杉と吉野杉の木桶

紀伊国(和歌山県)の語源は木の国とも言われているほど、熊野3600峰の山々には木々が青々と生い茂ります昔ながらの木桶で仕込むお酢づくりは、時間と手間がかかり、製造数にも限りがあります。戦後、時代の大きな変遷の下、大手企業が大量生産できる技術を取り入れていく中でも、丸正さんでは伝統の木桶の味を後世に遺していくため、木桶仕込みにこだわり続けています。

100年持つといわれている奈良県川上村の吉野杉の木桶

仕込み蔵に並ぶ12の桶は、中でも貴重な熊野杉と吉野杉の巨木の芯の部分でつくられたもの。芯は木目も細かくタンニンが含まれ水漏れしにくいと言われているそうです。呼吸し続ける木の桶は、酢づくりに欠かせない菌が棲みやすい好環境。菌もまた、外部環境に応じて今を生きるのに適した形に変化していくことができるのも特徴だと教えていただきました。

「最近新調した」とお見せいただいた木桶は樹齢150年超のものでした。なんと買い換えのタイミングは150年先!150年後も木桶を購入するには、木桶職人・杉の木の植林・植樹技術(まっすぐな木を育てる特殊な間引き技術がある)・ムシロ(木桶周りに巻く保温の稲藁で編んだもの)、これら全てが呼吸を合わせて残っている必要があります。どれも伝統的な職人技の継承が課題で、現在は既に県内でまかなうことが出来ず、修理やムシロの調達に遠方の地まで足を運ぶこともしばしば。

そんな小坂さんのお話からは、物事を世紀レベルで見据え、今とるべき行動・選択を考える奥深い哲学が根付いているのを感じました。

代々受け継がれてきた木桶には好きな力士の名前が

好きな力士の名前を木樽につけて_100年以上続く老舗のお酢屋
伝統の木桶には、1つずつ好きな力士の名前をつけ、祈りながら大切に手づくりしています。伝統の醸造文化を後世に継承していくため、今となっては大変稀少な「木桶」を、守り、広めていく活動にも積極的に参画しています!

 

美味しさの秘密 -古式醸造

麹と米、水に種酢を植えるシンプルな昔ながらの醸造法、古式醸造が丸正さんのこだわり。発酵した桶の中は冬場でも40℃。ちょうど人肌のように温かです。その秘訣は、木桶に巻いた、稲藁で編んだムシロ。同じ木桶を使う日本酒や醤油の醸造とは違うのが、このムシロを巻く作業だそう。一年を通じて温度を一定に保つために行っています。

出来上がるまでには90日〜500日もの長い時間がかかります。菌が素材に息吹を吹き込み、ひとつひとつの素材がゆっくりとお酢へと変化。こうして自然の力を借りた伝統のお酢ができあがります。

【商品内容】

木桶でつくる丸正の赤白黒セット(赤酢、純こめ酢、那智黒米寿)各300ml
和歌山県那智勝浦町の丸正酢醸造元から直接お届けいたします。