創業明治12年!木桶でつくる丸正のさんばい酢 300ml

合名会社 丸正酢醸造元

2,030 円

税込 送料無料

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創業明治12年!世界遺産 那智山のお膝元で140年以上続く老舗のお酢屋、丸正酢醸造元のさんばい酢

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さんばい酢

北海道産利尻昆布をつかったさんばい酢 300ml

和歌山県那智勝浦にて、明治 12 年から140年以上にわたり醸造を続ける老舗丸正酢醸造元が誇る「さんばい酢」。同醸造元が自社で仕込んだ赤酢をベースに、昔ながらの手火山式製法のかつお節、そして北海道利尻産の根昆布をたっぷりと使用して調味された風味豊かな三杯酢仕立ての逸品です。かつお出汁の主張を控えめにし、素材そのものの味わいを引き立てることに重きを置いた設計。酢の物にはもちろん、揚げ物・和え物・ドレッシングベースとしても活躍します。

老舗のお酢屋 -丸正酢醸造元について

戦後の苦難の中、酢づくりを再開

世界遺産「那智の滝」で知られている神宿る那智山。その伏流水に恵まれた那智勝浦の天満で、明治12年からお酢づくりを営んでいます。その歴史は140年超。お酢づくりで大切なお水は、江戸時代から枯れることなく湧き続けている良質な井戸水を使用しています。

美味しさの秘密 -那智山系の豊かなお水

「醸造家にとってお水は神様」

醸造家にとってお水は神様

蔵の中にある見事な井戸から湧く水は、年中水温が16度と一定に保たれており、お酢づくりに最適。生産者の小坂さんは、「醸造家にとって水は神様」と、蔵の中にある井戸に案内してくださいました。丸正のお酢づくりに欠かせないお水は、世界遺産の那智の滝と同じ水源である、熊野山系の伏流水を使っています。

美味しさの秘密 -100年持つ熊野杉と吉野杉の木桶

紀伊国(和歌山県)の語源は木の国とも言われているほど、熊野3600峰の山々には木々が青々と生い茂ります昔ながらの木桶で仕込むお酢づくりは、時間と手間がかかり、製造数にも限りがあります。戦後、時代の大きな変遷の下、大手企業が大量生産できる技術を取り入れていく中でも、丸正さんでは伝統の木桶の味を後世に遺していくため、木桶仕込みにこだわり続けています。

100年持つといわれている奈良県川上村の吉野杉の木桶

仕込み蔵に並ぶ12の桶は、中でも貴重な熊野杉と吉野杉の巨木の芯の部分でつくられたもの。芯は木目も細かくタンニンが含まれ水漏れしにくいと言われているそうです。呼吸し続ける木の桶は、酢づくりに欠かせない菌が棲みやすい好環境。菌もまた、外部環境に応じて今を生きるのに適した形に変化していくことができるのも特徴だと教えていただきました。

「最近新調した」とお見せいただいた木桶は樹齢150年超のものでした。なんと買い換えのタイミングは150年先!150年後も木桶を購入するには、木桶職人・杉の木の植林・植樹技術(まっすぐな木を育てる特殊な間引き技術がある)・ムシロ(木桶周りに巻く保温の稲藁で編んだもの)、これら全てが呼吸を合わせて残っている必要があります。どれも伝統的な職人技の継承が課題で、現在は既に県内でまかなうことが出来ず、修理やムシロの調達に遠方の地まで足を運ぶこともしばしば。

そんな小坂さんのお話からは、物事を世紀レベルで見据え、今とるべき行動・選択を考える奥深い哲学が根付いているのを感じました。

代々受け継がれてきた木桶には好きな力士の名前が

好きな力士の名前を木樽につけて_100年以上続く老舗のお酢屋
伝統の木桶には、1つずつ好きな力士の名前をつけ、祈りながら大切に手づくりしています。伝統の醸造文化を後世に継承していくため、今となっては大変稀少な「木桶」を、守り、広めていく活動にも積極的に参画しています!

 

美味しさの秘密 -古式醸造

麹と米、水に種酢を植えるシンプルな昔ながらの醸造法、古式醸造が丸正さんのこだわり。発酵した桶の中は冬場でも40℃。ちょうど人肌のように温かです。その秘訣は、木桶に巻いた、稲藁で編んだムシロ。同じ木桶を使う日本酒や醤油の醸造とは違うのが、このムシロを巻く作業だそう。一年を通じて温度を一定に保つために行っています。

出来上がるまでには90日〜500日もの長い時間がかかります。菌が素材に息吹を吹き込み、ひとつひとつの素材がゆっくりとお酢へと変化。こうして自然の力を借りた伝統のお酢ができあがります。

【商品内容】

さんばい酢 300ml
和歌山県那智勝浦町の丸正酢醸造元から直接お届けいたします。