【スタッフ訪問レポート】紀の川市「三笠館」〜フルーツの恵みとともに、商店街の未来を紡ぐ〜

【スタッフ訪問レポート】紀の川市「三笠館」〜フルーツの恵みとともに、商店街の未来を紡ぐ〜

MatsuokaSaya

こんにちは!5STAR MARCHEスタッフの松岡です。

今回は、和歌山県紀の川市粉河エリアにある「三笠館 (MIKASAKAN) 」を訪問してきました。粉河駅前から粉河寺へと続く「とんまか通り」商店街の最後に佇むこの施設は、大正期に創業した老舗旅館を再生した複合施設。フルーツをテーマにした新しい拠点として、地域の未来を切り拓く挑戦が始まっています。

大正時代の旅館が再生!三笠館MIKASAKAN_紀の川市

実は紀の川市は、5STAR MARCHEがお世話になっている農家さんが多く活動している地域。今回の訪問で、改めてこの地域の魅力を感じてきました!

エンジョイワークスが手がける、地域再生のストーリー

三笠館の運営を手掛けるのは、神奈川県鎌倉市に本社を置く株式会社エンジョイワークス。地域再生と共感投資を組み合わせたエリアリノベーションを全国で展開している企業です。

2023年度より粉河エリアの活性化に取り組み、約15年前に廃業した元旅館をカフェ・サウナ・宿泊施設として蘇らせました。2024年6月の開業から、毎月第2日曜日には「こかわつなぐマルシェ」をオープンデッキで開催し、地域の交流拠点として着実に成長を続けています。

2025年11月には「フルーツのある暮らし」を体感できる場としてリニューアルオープン。旬のフルーツを使ったメニューの提供だけでなく、果実の香りや色、素材を生かした体験プログラム「EATLO kokawa」も展開し、"Fruits Town Kokawa"の実現を目指しています。

「とんまか通り」の賑わいを、もう一度

粉河駅から粉河寺へと一直線に続く「とんまか通り」。かつて約180店あったと言われるこの商店街は、大型ショッピングモールの出現と自動車の普及によって徐々に活気を失い、現在営業しているお店は5件ほどに。2023年春には5つあった銀行の支店もすべて移転してしまいました。

それでも、地域の方々の想いは消えていません。「また歩いて楽しめる商店街にしたい」——三笠館は、その想いを形にする拠点のひとつとして、新たな役割を担っています。

建物のリノベーションの際も、地域の方たちや地元の高校生に協力していただき、解体で出た廃材は商店街全体のリノベーションで使用できるよう大切に保管。地域に還元することを何より大切に考えながら、プロジェクトは進められています。

一年を通して楽しめる、紀の川のフルーツ

紀の川市の最大の魅力は、なんといっても一年を通して果物が楽しめること!私自身、紀の川市の農家さんと触れあう中で、年中産直コーナーにフルーツが並ぶ地域はそうそうないのではないか、と強い魅力を感じていました。

紀の川市はイチジク、梅、みかん、はっさく、柿、桃、すもも、キウイの生産量が全国でトップクラス。ブランド名「あら川の桃」で知られる桃山町もまた、紀の川市に位置しています。

三笠館の周辺にも果物農家さんの畑がたくさんあり、その立地を活かして館内には農産物の陳列コーナーが設けられています。

和歌山県紀の川市粉河_三笠館_商店街復興_地域おこし

地元の農家さんが直接持参してくれるのだとか!圃場が近いことで生産者さんにとっても持ち込みやすさが魅力になっているのだと感じました。壁には生産者の顔が見えるような工夫も施されていました。

5STAR MARCHEとのつながり

陳列コーナーでは、5STAR MARCHEで人気の生産者さんの商品も見つけました!

訪問させていただいた2月中旬は、冬から春にかけて柑橘が盛り上がっている季節。店頭には、紅はっさくなどの柑橘が並んでいました。皮がほんのり紅色を帯びていて、見た目も美しく、甘みと酸味のバランスが絶妙なんです。

和歌山のはっさく

5STAR MARCHEでも、紀の川市の農家さんが丹精込めて育てた果物をたくさん取り扱っています。オンラインで全国にお届けしていますが、こうして産地を訪れ、実際に農家さんの畑が広がる風景を目にすると、改めてこの地域の豊かさを実感します。

cog-lab農園の紅八朔はコチラで販売中

紀の川市のおすすめ農家さんはコチラから!

リニューアルをされたというカフェでは、地元で採れた旬のフルーツをふんだんに使用し、無添加で素材本来の味わいを活かしたメニューを提供。季節ごとに移ろう果実の香りや色彩を、ゆったりと堪能できます。

宿泊・サウナで味わう、粉河ならではの時間

三笠館の魅力は、カフェだけではありません。貸切り予約制のサウナは、水風呂に地下水を組み上げており、数分おきに注ぎ込まれる水の音が風情を添えます。サウナ専用のウッドデッキでは、本日のととのいフルーツも用意されており、至福の「ととのい」時間を過ごせます✨

サウナの整いフルーツ

粉河は水がとてもきれいで、以前は日本酒や化粧水作りが盛んな地域でした。なんと、その水のきれいさから、中津川ではゲンジボタルを見ることもできるそうです!

なんと、日本初の西洋医学処方による化粧水を開発した「桃谷順天館」は、ここ粉川発祥!約400年前から続く歴史ある化粧水も三笠館で試せます。

日本初の化粧水_桃谷順天館

宿泊施設としても魅力的で、共有キッチンには調理器具も揃っており、近くの大型スーパーで食材を調達して料理を楽しむこともできます。目の前を流れる中津川のせせらぎを聞きながら過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる贅沢なひととき。

三笠館宿泊

粉河寺までは徒歩わずか数十メートル。西国三十三所観音霊場第三番札所の名刹は、国指定名勝の枯山水庭園や重要文化財の大門を有する歴史スポット。「すぐ隣に泊まる」からこその贅沢な時間を楽しめるのも、三笠館の大きな魅力です。

フルーツを軸にした"まちづくり"

紀の川市エリア別

紀の川市は、紀伊の国を流れる紀の川沿いに2005年に5町が合併して誕生したまち。大阪から車で1時間と少し、関西国際空港からは36分という好アクセスでありながら、豊かな自然と広い空、長閑な時間が待ち受けています。

小高い丘を縫うように走る「紀の川フルーツライン」では、季節ごとに右に左にフルーツが実る景色を楽しめます。気軽に訪れて、サウナを満喫して、食べて飲んで話して。翌朝はのんびり過ごして帰る——そんな「あえての泊まり」に最適な場所です。

訪問を通して感じたのは、三笠館が単なる施設ではなく、「地域の未来をつくる拠点」だということ。地域の人たちが今一度自分たちの住んでいる粉河を見つめ直し、新たなプロジェクトやイベントへ繋がっていくことを大切にしながら、商店街の再生、地元農家さんとの連携、そして地域の人々の交流の場として、様々な可能性を秘めています。

私たち5STAR MARCHEも、和歌山の魅力を発信するという同じ想いを持つ者として、三笠館のような取り組みを心から応援していきたいと思います。そして、紀の川市の農家さんが愛情込めて育てたフルーツを、これからもたくさんの方にお届けしていきたいと思います。

ぜひ紀の川市を訪れた際は、「とんまか通り」を歩いて、三笠館に立ち寄ってみてください。地域の温かさと、紀の川の恵みである美味しい果物、そしてこの地で紡がれる新しい物語に出会えるはずです。

 

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三笠館 (MIKASAKAN)
住所:和歌山県紀の川市粉河2086  
営業時間:11:00〜17:00(定休日:月曜日)  

公式サイト:https://mikasakan.com/ja/


Instagram:https://www.instagram.com/mikasakan.kokawa?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==

 

毎月第2日曜日開催「こかわつなぐマルシェ」
三笠館のオープンデッキにて地域の交流を育む定期マルシェを開催中。次回の開催情報は公式Instagramをチェック!


5STAR MARCHEでは、和歌山県内の生産者さんを応援し、皆様に新鮮な産直品をお届けしています。紀の川市のフルーツも、ぜひオンラインでお楽しみください。